地球の自然治癒力の一つ”河川の浄化システム”
自然治癒力によく似た面白い例として、河川の浄化システムがあります。
その専門家は河川は生き物と同じで自分の健康を維持するために多彩なメカニズムを持っていると言っておられます。ある許容量までは汚物を捨てても川はそれを解毒し、自身の健康を保つ能力があるようです。
例えば、川の乱流が強力な浄化剤＆殺菌剤である酸素と水を混ぜ、太陽からの紫外線と相まって解毒を行い、川に育つ多くの藻や植物が汚染物質を除去します。
でもいつまでも汚物を捨て続ければある時点で臨界レベルを超えて、天然の浄化メカニズムは許容量オーバーで故障を起こし、植物も有用微生物も死んで川は病気になるそうです。近代は日本でも鉱工業廃棄物による身近な例をよくみてきましたね。
この様に汚染されたかに見える河川でも希望はあるそうです。 汚染物質の投機をやめさえすれば、川の汚染レベルはやがて自然治癒メカニズムが復活するレベルにまで低下していくそうです。酸素が増え、太陽光線が深く浸透し、有用生物が戻ってきて、川が自らを清浄にして行くそうです。
すごいですねー！ 地球の自然治癒システムも！
では私達の身体に備わる自然治癒力に関しても同じことが考えられないでしょうか？
例えばアテローム系動脈硬化は可逆的であることは立証されています。とすればライフスタイルを変えていく事はどうでしょうか？病状が悪化するような生活をやめ、自然治癒が促進されるようなライフスタイルに切り替える。
そうすれば自然治癒力が働き、治癒系と言える身体の自浄作用がしっかり働いてくれるのではないでしょうか。
健康を維持し、病気を治そうとする自然の力を大切にする、
身体の自己修復力も大切にする。
地球も私達の身体も自己修復力を持っているから、今生きている私達が河川を汚染するようなものを出さず、自然に沿った生活ををすると、身近な環境も元の美しい里山に戻ってくると考えられますよね。
それと同じく私達の身体も細胞を壊すような化学物質や身体を痛めつけるようなライフスタイルを変え、自分の身体に入ってくるものをよく吟味して、知恵を働かせて正しい知識を身に着けて身体にきれいなもの、安全なものを取り入れましょう。
日々の生活を大切にしていく事を自分自身や子供たちに教え、実践していく事で健康を維持して行きましょう。
これから自分の身体と健康にとって良い物を選ぶ正しい知識や知恵をその知恵や知識をご一緒に考えて行きましょう。
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