予防は治療に勝る。身体には自然治癒力という修復力が備わっています。
予防は治療に勝る、健康を維持し病気を治そうとする自然の力を大切にしましょう。
私達地上に生きている全ての人に公平に自然治癒力が備わっているのはご存じですよね。本当に公平ですよね!・・・すばらしい・・・
これからちょっと難しい話になりますが、私にも、あなたにも、DNAの自己修復メカニズム、自己治癒システムというものが本来備わっているという事です。
一例を挙げてみましょう。何かで指を切ったとしましょう。最初に痛みと出血で気が付きます。痛みは怪我をしたことを脳に知らせる神経の働きを痛みとして身体は感じます。
これがなかったら、恐ろしい事になりますね。
怪我をしたときの修復機能、実体験で自然治癒力と現代医学のありがたさも分かりました。
凝血障害(血を止めることのできない病気を持つ人)でない限り出血も止まって、凝血した血餅が固くなって傷口を保護してかさぶたになり、そして傷口の周りに炎症が起きます。これは様々な白血球が傷口に集まって細菌の入るのを防いだり、死んだ細胞をお掃除する免疫反応です。そして正常細胞が出来て新しい皮膚が出来て指はもとの様にきれいになります。
この間私は嫌ですが、薬指でこの経験をしました。本当に驚きますよね。でも漢方の塗り薬だけではだめでした。ズキンズキンと傷口が痛むのでこれはやばいと思って、歯医者さんでもらっていた抗生物質を飲みました。現代医学と漢方薬の共存ですね。もちろん、現代医学の塗り薬も良く効きますよ。
おかげさまで良くなり、元の指に戻りました。時代劇とかよく見ますけど、昔の人は刀傷とか痛かったでしょうね。可哀そうに。
この様な治癒する働きのシステムは細胞だけでなく、組織、器官レベルでも同じ働きをしてくれます。このような再生、修復力という治癒系の働きは全身くまなく張り巡らされていて消化器官をはじめ免疫細胞等も定期的に新しい物に入れ替わるというメカニズム、システムが私達の身体の中にあるのです。
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