免疫、免疫力を高める、東洋医学の考え方は、未病の内に解決を! ”予防は治療に勝る”おばあちゃんの知恵。

”予防は治療に勝る” 誰でも知っている言葉ですね。

東洋医学の考え方は未病のうち身体を回復させ個々個人の持つ自然治癒力で本来の健康な身体に持っていこうという、まさに古来から大切にされてきた、考え方です。

今でも公衆衛生学という分野では”予防”という考えが中心になっています。

最近のコロナの蔓延で良くわかりましたよね。今この時もインフルエンザを予防するには?と皆さん考えています。なぜ予防が大切なのか自然治癒力から考えてみましょう。

予防は治療に勝る。身体には自然治癒力という修復力が備わっています。

ちょっと難しい話になりますが、私にもあなたにも、自然治癒力すなわち、DNAの自己修復メカニズム、自己治癒システムというものが本来備わっています。

私達、地上に生きている全ての人に自然治癒力が備わっているのは本当に素晴らしい事、すごく公平な事ですよね。

一例を考えてみましょう。何かで指を傷つけたとしましょう。最初に痛みと出血で気が付きます。痛みは怪我をしたことを脳に知らせる神経の働きを、痛みとして身体の傷ついた場所に感じさせて危険を察知させるメカニズムです。もしこの機能がなかったら、考えただけでも怖いですね。

怪我をした時の修復機能、実体験で自然治癒力と現代医学のありがたさも分かりました。

凝血障害(血を止める事のできない病気を持つ人)でない限り出血も止まって、凝血した血餅が固くなって傷口を保護してかさぶたになります。

そして傷の周りに炎症が起きます。これは様々な白血球が傷口に集まって細菌の入るのを防いだり、死んだ細胞をお掃除する免疫反応です。そして正常細胞が出来て新しい皮膚が出来、傷口はもとの様にきれいになります。

この間、私ごとですが薬指でこの経験をしました。本当に驚きますよね。きれいに水で洗って漢方薬の塗り薬を塗っていたのですが、傷が少し深かったのかズキンズキンと痛むのでこれはヤバいと思って歯医者さんでもらっていた抗生物質を飲みました。おかげさまで段々痛みも取れてきて数日できれいに治りました。漢方薬と現代医学との共存ですね、もちろん現代医学の塗り薬も良く効きますよ。よく時代劇で刀で切られていますけど、痛かったでしょう苦しかったでしょうね。

外科の分野は素晴らしい発展をしています。「私失敗しないの」というドクターに診てもらえますかね。今や嬉しい事に現代医学と東洋医学の良いところを取り入れれますね。

未病のうちにという東洋医学の考え方から正しい知識を得て幅広く自分で自分の健康を考えれるようにしましょう。

あなたは車に乗っておられますか?その車は何年たっていますか?調子はいいですか?       愛車にはガソリンを入れるだけでしょうか、きっとそうではありませんよね。

日々お手入れをされているのではありませんか、エンジンの調子は、オイルは、電気系統は、等々メンテナンスを欠かさないのではありませんか、先日私は娘婿殿の愛車を不用意にも傷つけてしまいました。こういうアクシデントもあります。注意が必要ですね。すみません。

愛車のメンテナンス。車を持っている人はだれもが大切に車を扱います。それと同じように私達も自分の身体の声を聴きながら自分の健康を自分で考える術を身につけましょう。

もちろん車も車屋さんにメンテナンスしてもらうことも大切ですが、日頃の基本的なメンテナンスはご自分でなさるでしょう。

ただ専門家への過度の依存ではなく、日頃の病気の予防や健康の維持が出来るよう、情報を偏らずに取り入れましょう。

幅広く正しい知識を取り入れて取捨選択が出来るようにして大切な身体のメンテナンスを怠らないように未病の内にという東洋医学の考え方も参考にしましょう。

例えば、現代医学は外傷、急性細菌感染症、強力な薬剤や必要とする緊急時の対応には非常に優れています。現代医学が得意とする分野を現代医学以外で見てもらうのは賢明ではありません。

逆に現代医学が不得意な分野は他の東洋医学の考え方を持つ、ホリスティック医学や統合医学、漢方、鍼灸、カイロプラクティック(これは西洋の技術です)、等々のアプローチを試すというのも良い選択かもしれません。

要するに、怪しげな療法は別にして、「信頼できる確かな健康に関しての情報」を持っておくのは大切なことだと思います。

私も以前薬局を開いていた時は漢方、東洋医学を学ぶとともにホリスティック(全体的)医学や分子生物学、分子栄養学、東洋、西洋の薬草(ハーブ)、東洋,西洋の食養生、ワイル博士のナチュラルメディスンなどの知識を得て自分の仕事に生かしてきました。

今やもっと知識は進んでいるかもしれませんが、長い歴史に検証され、実証されてきた東洋医学の考え方は今も昔も生身の人間は変わっていませんので通用出来ます

自然治癒力は今の人々も昔の人たちも同じものを備えています。

かえって今や、昔の記述が科学によって正しかったと証明されることも多いでしょう。むしろ怪しげなものは淘汰されていくでしょう。

今やインターネットで大体のものは調べられます。フェイクニュースも多いですが、根拠がしっかりしている知識を取り入れ、一時的な流行ではなく昔から多くの人が取り入れていた確かな健康情報を調べて取り入れて行きましょう。

これからはどんな自然災害やパンデミック、紛争からくる、経済災害が起きるか分からない時代に入ってきたようです。

そんなサバイバルな時代にも応用できる、毎日の生活習慣、身近な自然の中にある”薬草”や”野草”や”自然の果物等、食べ物”の中からお役に立てる情報をお知らせします。

「薬になる身近な植物・薬草(ハーブ)・野草・食物(野菜・果物)」困ったときに試してみませんか?

薬になる身近な植物・薬草(ハーブ)・野草 「ヨモギ」

「ヨモギ」

コンクリートジャングル以外の道端に畔や山野どこにでも生えています。草餅ヨモギ餅として使われる香りの高い春の野草です。お灸のもぐさの原料がヨモギであることはご存じだったでしょうか?

ビタミン・ミネラルも豊富で整腸作用があり便秘や老廃物の除去にも良いと言われています。特に玄米草餅にして食べると便通がつき身体に力をつけてくれます。

身近なところで切り傷に、なるべく若い柔らかい葉を良くもんで汁を傷口に垂らしその上にもみかすを乗せて包帯をします。(但し傷口もヨモギも良く水で洗ってください)

ほかにも煎じて飲むと民間療法としては出血・神経痛・血圧・喘息・腰痛・腹痛等などの効用。煎じ汁や葉や茎を薬湯として入浴剤としても使われます。

食用としては草餅・天ぷら・ヨモギ飯、 根っこごとよく洗い、干してお茶にもできます。暦の上では立春です。もうすぐ春です身近なよもぎを使ってみませんか。

 

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